認知行動療法のアプローチで
気持ちすっきり
ココロ フワリ
認知行動療法とは
私たちが生きていく中で、時に様々な困難な状況に直面し問題を解決できない、気持ちが切り替えられないなど困ってしまったことはありませんか?
また、長期的なストレスにさらされると極端な思考に陥りやすいと言われています。これを心理的視野狭窄と言います。
そんな時に過度に楽観的、悲観的でもない「現実的でバランスの取れた」考えから問題解決を目指す心理療法です。また、認知処理療法(Cognitive Processing Therapy: CPT)は、戦争体験など非常に強烈な出来事の後に生じるPTSD(心的外傷後ストレス障害)やその他のトラウマに対する治療に用いられることが多いです。
認知の歪みとは?
認知行動療法において、「認知の歪み」とは、現実を正しく理解せずに、無意識のままに不適切な思考を繰り返してしまうことを指します。これらの歪みは、通常は心理的ストレスや不安を引き起こします。例えば、「ネガティブ思考」と呼ばれる歪みは、事実と異なる悪い未来を想像する傾向があります。また、無意識に物事を悪い意味で解釈しがちな傾向があります。認知行動療法は、これらの歪みを発見して、それを修正することで、心理的な健康を回復することを目的としています。
認知の歪みの原因について
「認知の歪み」の原因は複数あります。その一つに、過去の負の思い出やトラウマがあります。人は、特に負の経験をした時は、自分自身や他人や物事を悪い意味で解釈しがちになることがあります。また、ストレスや不安が原因で、人は自分自身や周りのことを黄色いものとして見るようになることがあります。さらに、脳が経験や情報を処理する方法によっても、認知の歪みが生じることがあります。例えば、脳は自然と楽観的な解釈をする傾向があるため、悪いことが起きた時は、それを楽観的にとらえるようになります。これらが、「認知の歪み」の原因となります。
このアプリについて
このアプリでは、認知行動療法の流れ(3コラム、7コラム法)に沿って自分で考えや気持ちを書き出すことができます。その中で困難なものを解決に向けて好ましいものに軌道修正したり問題解決の補助に役立ちます。このアプリはあくまで補助を目的としています。調子がとても良くないといった場合は、信頼できる心理士、医療機関にご相談くださいますようお願いいたします。